理事長挨拶

 私たちの協会は、戦後間もない昭和21年に川口土建組合として発足し、その後、幾度かの組織再編を経て、平成24年に一般社団法人川口市建設協会へと移行いたし、現在に至ったところでございます。 

 

 当協会は、一般社団法人として建設業に関する調査、研修等を行うことにより建設工事の適正な施工を確保するとともに、建設業の健全な発展並びに地域社会への貢献に寄与することを目的として活動しております。

 

 そのような中で、私ども建設業界を取り巻く環境は依然として厳しく、少子高齢化社会や若者の建設職離れなどの影響を受け、後継者、従事者等の担い手の育成や不足など深刻な課題をかかえておりますが、業界全体で英知を絞り解決していかなくてはならないものと考えております。

 

 建物の建築や道路、河川、上下水道等の工事を通じて地域に根ざした街づくりをしている私達は、防災活動などを通じて、地域住民からも信頼される活動を実施して参ります。

 

 あの東日本大震災の記憶がまだまだ鮮明な中、最近は、更に、これまで経験したことのないような巨大台風や想定をはるかに上回る水害が発生しており、災害は必ず私達にふりかかってきます。

 

 当協会は川口市と防災協定を締結し、災害時の応急対策活動を円滑に実施するため、川口市の地域防災計画に協力し、防災訓練や水防演習など、地域社会の安心・安全を守る事業に積極的に取り組んで、行政はもとより、地域住民からも信頼される活動を継続的、積極的に実施し、建設業の健全な発展と共に地域社会へ貢献して参る所存でございます。

 

令和4年12月8日      

一般社団法人 川口市建設協会

理事長 中原 誠